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タマホーム炎上騒動で知った『スラップ訴訟』

X(旧Twitter)でタマホームが炎上していた。

なんでも、あるXユーザーがタマホームのモデルルームに訪れた際に、施工不良と思しきネジを発見し、その写真をXに投稿。その投稿を削除してほしいとタマホーム側がモデルルーム訪問時に入手した住所などの個人情報を使用して、直接Xユーザーに接触した。これに関してユーザーが再度X投稿。タマホーム側はXユーザーの投稿を「不適切な投稿」とし、「〇〇県在住の××氏(Xアカウント記載)」と名指しで法的措置をとるとプレスリリースで発表した。

なお、現在、Xユーザーとタマホームでの和解は成立しているとのこと。

 

この炎上騒動の中で『スラップ訴訟』という単語を見かけた。

知らない単語だったので調べてみると

スラップ訴訟とは

スラップ(英: SLAPP、strategic lawsuit against public participation)とは、訴訟の形態の一つである。金銭的余裕のある側が、裁判費用・時間消費・肉体的精神的疲労などを相手に負わせることを目的とし、最終的に敗訴・棄却されるであろう事例に「名誉毀損」と主張する加罰的・報復的訴訟を指す。特に金銭さえあれば裁判が容易に起こせる民事訴訟において行われる。批判的言論威嚇目的訴訟などとも訳される。なお、アメリカの一部の州では後述のように原告側へ「スラップ」ではないことの立証責任を課したり、スラップ提起そのものを禁止している。スラップ訴訟、口封じ訴訟、威圧訴訟とも言われる。

 

「スラップ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)

というものらしい。

Wikipediaには名誉毀損を主張する〜とあるが、業務妨害でもこれに当てはまるようだ。

今回は、名の知れた大手企業が個人を相手に法的措置をとるぞと発表したことによりそう言われたんだね。

この騒動が法的にどう問題であるか、どちらがどれくらい悪いのかはなんとも言えないが、Xを見ていると、タマホームの(評判的な意味での)株は下がっている印象だ。

 

Xは基本的にフォローしている人のポストしか見ないようにしているのだが、炎上していそうな内容のポストを見かけると、ついつい内容を追っかけてしまう。

炎上騒動はメンタルにもよくないから本当は見ないほうがいいんだけど。